振り返ればほら
バカみたいに笑う顔が
どこまでも進ませる
この狭い部屋で
書いた物語が
紡ぐ小説の
プロローグ
大空へ届きそうな
スピードで
舵もとらず
走って来た
旅立つ夢を
奏で始め
次のページを開き
果てなく続く
夢の海へ
光か
闇か
分らずに
一度きりの
僕たちの旅
次のページを
探して